■ Ruby 1.8.2 メモ (ruby-1.8.2-i386-mswin32.zip)

= ページ内目次 =
■前置き
■インストール環境
■ダウンロード
■インストール
■追加設定
■公式サイト以外の情報源
■感想

■前置き

Windows 版 ruby の mswin32 ビルドです。
Windows で使える ruby には何種類かのビルドが存在します。各ビルドについてはこちらに簡潔に書かれています。
公式サイト:http://www.ruby-lang.org/ja/

■インストール環境

OS:Windows XP Professional(SP2)
Memory:256MB

■ダウンロード

公式サイトからもたどれる http://www.garbagecollect.jp/ruby/mswin32/ja/ から、Release版 ruby-1.8.2-i386-mswin32.zip をダウンロードします。

■インストール

  1. 適当なディレクトリを作成し、ダウンロードしたファイルをその下に展開します。
    今回は C:\app\Ruby に展開しました。
  2. 展開したディレクトリの下の bin ディレクトリに PATH を通します。
    今回は C:\app\Ruby に展開しているので、PATH に C:\app\Ruby\bin を追加します。
    「コントロールパネル - システム」または「マイコンピュータのプロパティ」を開きます。システムのプロパティのダイアログが開くので、「詳細設定」タブの「環境変数」ボタンをクリックします。環境変数のダイアログが開きます。システム環境変数の一覧から PATH を選択し「編集」ボタンをクリック、「変数値」の最後に ;C:\app\Ruby\bin を追加します。
  3. 確認します。
    コマンドプロンプトを開き、以下のようにバージョンを表示してみます。
    C:\>ruby --version
    ruby 1.8.2 (2004-12-25) [i386-mswin32]
    
    C:\>
    このように表示されれば正常です。

■追加設定

日本語のコード変換を正しく行うために、iconv ライブラリをインストールします。
iconv のインストール

■公式サイト以外の情報源

日本Rubyの会Wiki

■感想

簡単ですね。Windows 版 Ruby のなかでは一番簡単じゃないかと思います。その代わり fork などの UNIX 特有の機能は一部使えないので注意が必要です。
追加設定の iconv ライブラリは、インストールしないとコード変換が正しく行われないことを実際に確認したわけではありません。情報源がどこだったか忘れましたが、受け売りで一緒にインストールしました。